一条工務店ブリアールで犬と暮らす間取り

一条工務店ブリアールと犬

間取りについて考えるとき、何を重点に考えますか。設計士さんには『収納の大切さ』や『今だけでなく何十年後も住める家』をよく考えるようにアドバイスされたのですが、我が家が間取りについて考える上でネックになったのは『飼い犬の場所をどうするか』でした。

喘息持ちと犬が同じ屋根の下で暮らす家を考える

shibainu

我が家には間取りを考える時点で5歳の柴犬『トロ』がいました。

新しい家でトロが生活する時間は私たちが生活する時間より短いかもしれない。だけれども、これから数年のトロとの生活を蔑ろにしてもよいのか。今までどおりに家の中で放し飼い(私たちが寝るときと出掛けるときはケージ)にできないのは、私が喘息になってしまったからです。

ただ咳がでる、くらいなら我慢できるのですが、酸欠になってしまうので我慢とか言ってられません。トロだけが症状を悪化させる原因ではないのですが、放し飼いをやめて玄関に置いたケージをトロの場所に決めてから少し症状が良くなりました。かといってトロは家族。できるだけ今までどおりの生活にしてあげたい。

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トロはトイレを外でします。そのとき広いお庭で走り回ります。お散歩にもいきます。放し飼いにしているときも、トロって部屋のなかではたいてい寝ているんです。『外でいっぱい遊ぶ』『家で休む』という生活なのだから、必ずしも家で放し飼いにしなくてもトロと家のなかで一緒に暮らしていけるのではないか。喘息の私とトロがうまく一緒に生活できる空間はどんなものだろうというのを考えていくことになりました。

犬と暮らす家の間取りを設計士さんと考える

shibainu我が家は離れの建て替えです。西側はすぐ民家、東側に庭(木々)、北は母屋です。

必然的に長方形のオウチになります。幅が狭い南か北を玄関にするしかありません。利便性から南が玄関になりました。

同じ家で生活するけれど、トロの空間を少し隔離することで、抜け毛(など喘息の発作要因)を部屋に飛び散らせない…ということで、玄関がトロのケージを置く候補にあがりました。

Plan1-1 最初の図面

犬と暮らす間取り1-1

設計士さんが最初に提案してくださったトロの場所は○で囲んである部分。階段下になるので天井が少し下がっていて両側も壁で囲まれている。穴ぐらみたいでトロも安心できる居場所になりました。ベビーフェンスをつけてケージ代わりにしようと考えていました。

ただお散歩のとき、トイレのとき、1日に何度もトロは外へ行きます。母屋で飼っていたときは、よくフローリングですべっていました。そこで床材をペット用にしようと考えていました。

ペットが滑りにくく傷もつきにくい床材としてニュークリネスシートと呼ばれるクッションフロアが検索ででてきたので、玄関だけそれを貼る予定でした。だいたいこのくらいの大きさの玄関で5000円もあれば貼ってもらえます。(床暖房もはずさずにすみました)

この間取りでは玄関にトイレがあること、収納と階段がリビングに飛び出しているように見えるのが嫌で変えてもらうことにしました。

Plan1-2 リビングはスッキリしたけれど…

犬と暮らす間取り1-2

リビングの収納や階段をすっきりさせてもらいました。西側にあったお風呂が北にうつったことでリビングの面積が減ったけれどスッキリしたデザインに。

玄関も申し分ない広さなのですが、今度はケージをどう置くか迷いました。玄関は1番人が多く見る場所なので、玄関あけたら犬がどーん!なのはちょっと避けたかったのです。(犬が怖い方もいらっしゃいますしね)

犬と暮らす間取り

今提案することができるなら、上の図のように玄関に壁をつけてもらって、その奥をトロの場所にしてもらうかもしれません。これだとお客さんがきたときも犬の姿が目に飛び込んでこないですよね。

Plan1-3 来客時に犬の場所が見えにくい設計

間取り1-3

お客さんがきたとき、トロの場所が見えにくくなるように…とお願いして作っていただいた図面。小さいオウチだと階段の場所にも制約があるのです(あまり家の隅に階段を寄せると2階がささえられなくなる)そのせいでああでもないこうでもないと打ち合わせが難航しました。

南玄関なのは変えられないし、リビングも南となるとリビングドアをどこにするのか。この頃打ち合わせの図面は毎回ペンで真っ黒。

でも『玄関を入ったときにトロの場所が見えにくい』というのは叶えてもらった図面です。

Plan1-4 犬用の棚をつける

間取り1-4

リビングの収納を少し手直し。中を半分に仕切って、玄関側で使う収納とリビング側で使う収納にわけてもらいました。トロのエサや散歩の紐、ブラシなどを収納できる場所がほしかったのです。リビングのほうはFAX置き場がほしかったので、そういう棚ができる予定でした。

image98これは結構気に入っていた間取りです。もし今提案できるなら、棚の下をぶち抜いてもらって、トロが玄関とリビングを行き来できるようにするかな。『玄関にトロ』は様子が見えなくなってしまうのが少し心配だったのです。

FAX棚の下に柵をつけて、日中私たちが家にいるときはこの場所にいてもらう。お散歩のときはリビングをとおらなくても玄関からでれる。お客さんがきたときはカーテンなどで一目につかないようにできる。トロは知らない人がオウチに来るのが苦手なので、隠れる場所が必要なのです。

Plan1-6 大幅変更

間取り1-6

Plan1-5はトロの場所に変更がなかったので割愛。そしてここで大幅に図面を変更しました。2階にあった書斎を1階に移動させたことで1階の面積を圧迫。ここに吹き抜けがあると2階がささえられないとか、ここに階段があると2階がささえられないとか、階段が1段だけ飛び出すとか設計士さんを苦しめました。トロの場所は玄関を入ったときに見えにくい場所で、トロ用の棚もきちんとあります。

Plan1-7 最終決定図面

犬と暮らす間取り

Plan1-6を眺めていたとき、ふと『玄関入って左の収納、トロの場所にできないかな』と思って提案するとOKをもらいました。

玄関を入ってすぐ左ですが、だいたい目線は正面にむくので、お客さんにもトロが見えにくいようになっています。

床が玄関のタイルなので、フローリングでトロがすべることも、ツメで傷がつくこともなくなります。汚れたら水を流してゴシゴシ洗い流してしまえます。

冬の一条の家は玄関タイルに床暖房がないにしても暖かいし、夏はタイルがつめたくてトロも心地良いように思いました。もっと悩みたかったのですが、時間がなくなってしまってここで終了です。

web内覧会 犬のいる玄関

トロの居場所:詳しいサイズ

一条工務店間取りサイズ

間取りを決めていくとき、だいたい1マスが900×900㎜だと教わると思うのですが、実際はマスの中に壁があったりするので、空間は900よりも小さくなります。

だいたいですが、トロのいる場所の大きさを測ってみました。図面でいうと1マス半です。

web内覧会:玄関・飼い犬のスペース

玄関の犬のスペース

そしてこれが実際のトロのスペースです。写真では何もついていませんが、いつもは入口にベビーゲートがついています。

トロは9キロ。生まれつきお腹が弱い子なので小ぶりな柴犬だと思いますが、だいたいの大きさのイメージはつくかな。

寝床用のクッション(90×90㎝)とエサ入れをいれても十分なスペースがあります。走り回ったりはできませんが、窮屈なサイズでもないと思います。よくオモチャを噛んで遊んでいる声が聞こえてきます。

どのくらいのスペースが必要

間取りを考えているとき、トロがいた玄関のタイル1個が30×30㎝だったので、間取りと見比べながら『スペースはどのくらい必要か』を考えました。

なので完成したスペースも、大きさのイメージはそのままでした。

垂れ壁

入口は垂れ壁R施工にしました。オプション17.000円です。

犬のスペース:掃除のしやすさについて

玄関の掃除

柴犬は抜け毛の多い犬種なので、掃除がとても大変です。

いつもは掃除機で毛を吸うくらいですが、週に1度くらいの頻度で水洗いします。玄関マットがあるとはいえ、やっぱり土足の空間なので汚れてしまいます。

タイルが半タイル分壁にも貼ってあるので、床に水をバシャっとかけても大丈夫。デッキブラシでゴシゴシ掃除できます。

立っていると勾配は感じませんが、水はちゃんと玄関のほうに流れて行ってくれます。やっぱり水で丸洗いするとスッキリして気持ちがいいです。

玄関

シャンプーをしたり、シャンプータオルを使っているとはいえ、雨の日が続くと独特のにおいに玄関がつつまれます。

一条さんの3か所サービスの『ナノイー発生機』のうちの1つをこの空間の天井につけました。これで匂いがまったくしなくなるかといったらそうではないのですが、他のナノイーとはちがってとても汚れるので仕事はしてくれているみたい。

つけることはあまりないですが、電気もついています。

壁は玄関と同じオリジナルセレクトクロス(IN-2234)です。やっぱり汚れるのですが、水の激落ちくん(アルカリ電解水)を吹きかけて雑巾で拭くとキレイになります。

玄関は犬にとって快適な場所なのか

実際に玄関は犬にとって快適な空間なのでしょうか。

外気温と部屋の温度を比較してみました。

外気温 トロがいる場所の温度 リビングの温度
母屋(今までトロがいた家) 16.7℃ 13.4℃(2階廊下) エアコン有 15.9℃
ガスヒーター有 24.6℃
新居(今トロがいる家) 13.9℃ 17.8℃(玄関) 19.3℃

同じ日に計測できなかったのですが、冬の外気温とトロの場所の温度です。

母屋は本当に寒い家で、冬はなぜか外より家の中が寒いというわけのわからない家でした。

廊下は素足では冷たすぎて歩けません。氷のようにつめたい廊下が家全体をさらに冷やしているようでした。家のなかでもガスヒーターがついていない部屋にいるときはコートが手放せません。トロのいる場所はマットが敷いてありましたがとても寒い。エアコンもあまりききません。夜は湯たんぽをいれてあげていました。

一方、一条工務店のブリアールでは外気温が13.9℃のとき、トロの場所は17.8℃でした。薄手のパジャマ1枚だと寒いですが、上になにか羽織れば大丈夫なくらい暖かいです。

外気温 トロがいる場所の温度 リビングの温度
母屋(今までトロがいた家) 玄関2階廊下  エアコン
新居(今トロがいる家) 37℃ 29℃ 28.1℃(エアコン有)

母屋は2階がトロスペースだったこともあって、とても暑かったです。クーラーをいれていたことはいたのですが、ずっといると気分が悪くなりそうでした。アルミプレートをひいて、扇風機をまわしていました。あまり暑いときは玄関に避難させていました。トロの『はっはっはっ』と暑がる息遣いをよく聞いていました。

新居の玄関はタイル張りで、直射日光があたらないのでとても涼しいです。29℃と言われると暑い気がするかもしれませんが、扇風機がなくても涼しいです。トロが暑がる息遣いも聞こえません。

住み始めてから思った『こうすれば良かった』

間取り

半年住んでみて『こうすれば良かった』と思って書いた間取りがこちらです。

トロのいるところに空気清浄器があるとはいえ、やっぱり窓で空気の入れ替えができたらと思ったのです。そして雨の日など遊べない日、走り回れるようにもう少しスペースがあればと思いました。実質オウチにいるときは閉じ込めてしまうので、なるべく歩き回れるほうが良かったですよね。

我が家は目の前に我が家より敷地面積が大きい倉庫があるので、ベビーカーとか自転車とかの置き場所を玄関に考えなかったのですが、ストライダーやプラズマカーを遊ぶたびに倉庫から出すのはしんどい(シャッターに鍵がかかってます)

ちょっとしたものは収納できる場所をもう少し作ればよかったとも思いました。

シューズクローゼットも玄関にもともとある収納も『ハンガー』がかけられないのです。

こんなふうな土間にしていれば、コートを置く場所や掃除道具、脚立を置く場所にもできたのにな…と思いました。今はゲートがある関係でつけられないのですが、これならカーテンで目隠しもできます。これならお客さんからの見た目もスッキリしたのになと思います。

玄関の窓のおかげで明るいので、壁をつくってもはめ込みの窓を設けて明るさもこのままになると思うのですけど。

あとはやっぱり、リビングにいるときトロの様子が見えないというのがお互いに少しさみしいです。今までも中にいれない部屋や家にいても一緒にいない時間もあったのですが、Plan1-4で壁をぶち抜いた設計ならリビングでトロの様子もみれたのにな…と思います。

柴犬

……最近は喘息が落ち着いているので、ケージにいる時間は短いかも。床暖房はペットも気持ちがいいみたいですね。

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